岡山の地酒 白菊酒造ファンド2018~オリジナル酒米の安定確保を目指します

岡山県高梁市の白菊酒造の第4弾ファンドです。

オリジナル酒米「造酒錦(ミキニシキ)」「白菊米」を含む優良な岡山県産酒米を用いた、高品質な酒造りを応援するファンドです

資金使途は、「造酒錦(ミキニシキ)」「白菊米」など5種類の県産酒米の購入費用等です。

 

白菊酒造の第4弾ファンド。米へのこだわりが生む風味豊かな酒

白菊酒造では、岡山県を代表する「雄町米」をはじめ、「山田錦」や「朝日米」、そして10年の歳月をかけて復活させた「造酒錦(ミキニシキ)」や「白菊」を使用しています。この「造酒錦」と「白菊」は、白菊酒造独自の酒米となっており、殊に「造酒錦」は世界でも白菊酒造にしかありません。また、食用米である「アキヒカリ」や「アケボノ」なども、大変優れた岡山ならではの米であることから、古くから酒造りに使用しています。白菊酒造では、7〜8種類のお米を用いて、銘柄それぞれの特徴や良さが現れるような味わい深く美味しく、個性豊かなお酒を醸しています。

岡山の自然が育んだ仕込み水と備中杜氏の技                                              白菊酒造のある高梁市成羽町は、町の中央を岡山県三大河川の一つである高梁川水系の成羽川が水量豊かに流れています。また地質的に、石灰岩の岩山や美しい鍾乳洞が点在している上流部には石灰岩大地が広範囲に広がり、これらの地層を経て湧き出す水はミネラルバランスの良い仕込み水となります。白菊酒造では、この豊かな水を自社井戸より汲み出して酒造りに使用しています。
また、白菊酒造の杜氏は備中杜氏です。備中杜氏とは、岡山県の西部地域を占める旧国名である「備中」からとられたもので、文化年間に発祥し、明治、大正末期には広くその名が知られ、優秀な技術力は全国的にも定評があったと言われています。白菊酒造では、この備中杜氏の歴史とその技を伝承した酒造りを行っています。地の米、地の水、地の技が三位一体となった酒造りこそ土地に根ざした日本酒と考え、酒造りに最良の環境の中で伝統の技を磨いています。

「岡山県産米で高品質のお酒を作り、中山間地域の農業を活性化」                                  過去の3ファンドでは、のべ711名の投資家の方からご支持をいただき、白菊酒造では、県産米を安定的に確保することが出来るようになりました。

第4弾となる今回のファンドで白菊酒造がチャレンジしたいプロジェクトは、過去のファンドで培ってきた朝日米、山田錦、雄町米に加え、オリジナル酒米である造酒錦、白菊米の拡大と安定的な確保を目的としています。岡山県はその温暖な気候と豊富な三大河川の水が育む、兵庫県と並ぶ酒米の生産地です。特に岡山県産が全国の全生産量の92%を占める「雄町」は、まさしく岡山特産の酒米と言えます。また「山田錦」も全国生産量第2位を誇っております。

白菊酒造では、酒造りに最適な品種の原材料米を主に使用した酒造りをしています。栽培が難しいこともあり、年ごとの品質のばらつきや、収量の変化や価格の上下動などの現状があります。原材料米の品質は酒造りに直結するため、白菊酒造は本ファンドの資金を活用し、より優良で高品質な酒米を購入することで、「オール・フロム・オカヤマ」のより高品質な酒造りを目指してまいります。
白菊酒造の高品質な製品を全国に継続的に販売していくことで、岡山県を酒の産地のみならず、優れた米の産地として発信していくことを目的としています。

≪営業者紹介≫

白菊酒造株式会社                                                               1886年(明治19年)創業。岡山特産の酒米を中心に、自社で復活させた独自の酒米や飯米の使用など特に米にこだわり全量県産米で醸している。清冽で豊かな仕込み水、そして伝統の備中杜氏の技といった、酒造りに恵まれた岡山の良さを大切に、酒造りを行う。

【会社沿革】
1886年(明治19年) 初代渡邉廣太郎が川上郡成羽村にて白菊の銘柄で造酒屋を創業。
1928年(昭和3年)   全国清酒品評会で優等賞を受賞。同年昭和の御大典(即位式)があり、受賞記念と御大典にあやかり酒名に「大典」を冠す。
1973年(昭和48年) 前年の大水害で蔵全体が水没被災したため、設備の整った新蔵を現在地に全面移転。
同時に企業合同を行い成羽大関酒造として製造を再開。
1983年(昭和58年) 焼酎製造免許を再取得し、焼酎の製造貯蔵を開始。
1996年(平成8年)     酒類の輸出を北米向けに本格開始。
2007年(平成19年) 社名を白菊酒造株式会社に改め、全国販売へ向け販売体制を強化。

ファンド対象事業について

出資金を用いて営業者が行う雄町米等を使用した清酒の製造販売事業です。

9,450,000円/岡山の地酒 白菊酒造ファンド2018

≪募集金額≫
9,450,000円

原材料費(酒米代、資材費等)9,450,000円
合計9,450,000円

投資家の皆様へ

白菊酒造ファンドを立ち上げてから、4度目の事業となりました。
いままで応援して頂いた皆様には、弊社の酒造りに対してご理解とご支援を頂き、心より御礼申し上げます。

ファンドを通じて、山田錦、雄町、朝日など原料米の全量県産化や高品質なお米の確保、棚田の復活支援など、多くの方々のご協力ご支援を頂き、順調にそれらの事業を確立することが出来ました。酒米の王様である山田錦の県産化と高品質な米の確保により、おかげさまで全国新酒品評会4年連続の金賞受賞など、実績としても着実な成果が得られています。また岡山独自の酒米「雄町」は既に全国区にその名前が浸透してきており、酒造家垂涎のお米として名を馳せています。また、「朝日」も近年注目を集めており、全国へむけた発信が行われつつあります。

今回の取り組みではこれら酒米の他、弊社の米へのこだわりの究極の形として、独自の酒米である「造酒錦」と「白菊」についてみなさまへ広くご紹介したいと思い、またこれらの希少な酒米を知って頂くとともに、将来的には県産の酒米として他の蔵元様にも広く使用していただく事ができればと思い、原料米の確保と生産の安定化を目指してまいりたいと考えております。

今まで継続して応援いただきました皆様をはじめ、新たに今回の趣旨にご賛同頂ける方々にはぜひ弊社のお酒を味わって頂き、日本酒のよさと岡山米の酒の美味しさをお伝えする事が出来れば幸いに存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

白菊酒造株式会社・渡辺秀造

1986年(昭和61年) 玉川大学農学部卒業、曽田香料株式会社入社。
1994年(平成6年)   曽田香料株式会社を退社し、大関酒造株式会社に入社。
1995年(平成7年)   大関酒造株式会社を退社し、白菊酒造株式会社に入社。
1996年(平成8年)   取締役副社長に就任。
2007年(平成19年) 代表取締役に就任。

特典

一口(31,500円)につき、岡山県産米使用 【春】造酒錦(ミキニシキ)の純米酒新酒720mlを1本、【秋】白菊米の純米酒熟成酒720mlを1本の合計2本を期間中に送付します。(送料・税込約4,500円相当) 白菊酒造オリジナルおちょこ1つ付き。

造酒錦の純米酒新酒
五十年の時を超えて蘇えった白菊酒造にしかない世界唯一の酒米「造酒錦(ミキニシキ)」で醸しました。おだやかできれいな香りとすっきりとした飲み口にキレのあるバランスの良いお酒です。

–相性の良い料理–
和食系の料理は比較的軽い味付けの料理が合わせやすいです。
魚料理は白身魚の刺身、鍋、塩焼など、肉料理は鳥肉料理がおすすめです。卵料理との相性も良いです。

白菊米の純米酒熟成酒
五十五粒の種籾(たねもみ)から蘇えった酒米「白菊」で醸した純米酒です。おだやかな香りにコクとお米の旨み、甘味のある味わいと酸のバランスがよいお酒です。

–相性の良い料理–
和食系の料理は比較的しっかりした味付けの料理が合わせやすいです。
魚料理は赤身の魚料理にも向きます。肉料理は鶏肉、豚系の料理も良く牛肉はあっさりした味付けのものが合いやすいです。また、チーズはクセの少ないタイプとの組み合わせが良いです。

白菊酒造オリジナルおちょこ

(注1)海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
(注2)特典の詳細につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。
(注3)特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。
(注4)発送時期は、純米酒新酒が2019年春、純米酒熟成酒が2019年秋を予定しております。
(注5)お申込口数の状況を確認の上、複数口数お申込の場合に、複数回に分けてお届けする場合もございます。